京大に 2回受かって 今無職

京大に文系・理系で1回ずつ、計2回合格するという珍経歴を経て一般企業に就職するも「会社員めんどい!」と4年でやめてしまったちょっとアレな人のブログ。受験・甘いもの・ガジェット・雑感etc

ミラーレス初心者こそ単焦点レンズがおすすめ!キットレンズは不要?

ども、ペースケです。

以前まではスマホでしか写真は取らなかったんですが、最近ミラーレス一眼カメラを買いカメラデビューしました。

購入したのはOLYMPUSOM-D E-M10 MarkⅡ。PENシリーズと双璧をなすオリンパスのミラーレスカメラOM-Dシリーズのエントリーモデルです。

で、ここからが今回の本題なのですが実は普通とは”ちょっと違う”買い方をしたんです。
僕のようなカメラ初心者がミラーレスや一眼レフを買う場合、「キットレンズ」と呼ばれるレンズと、ボディ(=カメラ本体)がセットになったものを買うことが多いと思います。

が、僕はE-M10のカメラボディ単体単焦点レンズ」を購入しました。なので多くの人が最初に使うキットレンズ が僕の手元にはありません。

思った以上にこの組み合わせが素晴らしかったんですよ。
そこで今回はなぜボディと単焦点レンズの組み合わせが初心者に向いているのか?を解説していきたいと思います。

前提:一眼カメラはボディ+レンズの構成

ミラーレス一眼や一眼レフはボディ(=カメラ本体)とレンズを組み合わせることで初めて写真をとることができます。カメラ本体だけ持っていても意味がないんですね。
このカメラ=ボディ+レンズというのは今となって当たり前に思ってますが最初ちょっとびっくりしました。
だってスマホは当然レンズ内臓ですし、いわゆるコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)もカメラにレンズが組み込まれているのでレンズとカメラ本体が別々ってちょっと違和感がありませんか?僕はめっちゃありました。

入門にはレンズキット販売が主流

でもこれからカメラを始めるのにいきなりボディとレンズを別々に選んでくださいっていうのも酷です。そこでメーカーが用意しているのが「レンズキット」(レンズセット)。カメラのボディと「キットレンズ」と呼ばれるレンズのセット販売のことです。
キットレンズは標準的な性能を持ったズームレンズで、レンズキットを買えば初心者でもすぐにカメラを始めることができます。

単焦点レンズとは?

今回僕はレンズキットではなく、OM-D E-M10のボディと別売りの単焦点レンズM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8を購入しました。
単焦点レンズというのはその名の通り焦点距離が固定されたレンズ。言ってしまえば「ズームができないレンズ」です。
キットレンズの大半はズームレンズなので広角(広い範囲を撮る)から望遠(遠くのものを大きく狭い範囲で撮る)までズームができるのに対し、単焦点レンズは画角が決まっておりズームで画角を動かすことはできません。

単焦点レンズのメリットは?

ズームができない単焦点レンズは不便なだけでは?と思われるかもしれません。しかしズームできないことを補ってあまりある沢山のメリットがあるのです。

単焦点レンズは画質がいい

同じランクのレンズであれば、単焦点レンズはズームレンズより画質がいいです。
ズームレンズは広角側から望遠側まで様々な焦点距離でそれなりの写りを実現しなければならないのに対し、単焦点レンズは1つの焦点距離に対してベストの調整をすればOKというのがその理由。レンズとしての実力を1つの焦点距離に集中できるわけですね。
ズームレンズの画質が全教科80点平均の優等生タイプだとすれば、単焦点レンズは1つの焦点距離の画質だけを高めた、1教科で120点をとる超一点特化型というイメージです。

単焦点レンズは明るい

単焦点レンズはいわゆる「明るいレンズ」が多いです。明るいレンズとは取り込める光の多いレンズのこと。レンズスペック的にいうとF値という数字が小さいほど明るいレンズといえます。
詳しい仕組みは省きますが、明るいレンズは
・美しいボケが作りやすい
・室内など暗い場所でもぶれにくい

という特徴があります。
実はこの2点は初心者にとってすごく重要なことだと思うんですよ。具体的には次章以降で。
ちなみに僕が購入した単焦点レンズのF値は1.8、キットレンズのF値は3.5~5.6で単焦点の方がかなり明るくなっています。

単焦点レンズならではのボケ

背景が美しくボケている写真ってそれだけで上手に見えますよね。
実は背景のボケは明るいレンズ=F値の小さいレンズほど作りやすいんです。単焦点レンズは同じランクのズームレンズに比べかなり明るいので初心者でも簡単にボケのある写真を撮ることができます。

↑購入してすぐにとった写真、ど素人の撮影でもしっかり背景がボケていますよね。

単焦点レンズはブレにくい

さらに、明るい単焦点レンズのメリットとしてブレにくいことが挙げられます。

カメラは暗い場所であればあるほどブレやすくなります。
そもそもブレというのはカメラのシャッターが開いている(光を取り込んでいる)間にカメラを持つ手や被写体が動いてしまうことで起こります。暗い場所で撮影するにはそれだけ多くの光を取り込むためにシャッターを長い時間ひらいておかなけらばなりません。結果手ブレや被写体ブレが起こりやすくなってしまうんです。

単焦点レンズは明るいレンズ=多くの光を取り込めるレンズなので暗い場所でもシャッターを開く時間を短く抑えられ、結果ブレにくくなるという訳です。
特に室内のあまり明るくない場所や曇天の下で撮影をする時はこの恩恵がわかりやすく感じられます。

雰囲気のいいカフェなんかでは店内が暗いことも多いですが、そんなシーンでも明るいレンズは実力を発揮します。↓

結論:単焦点レンズは初心者でも「かっこいい」写真が取れる

つまり単焦点レンズは、

  • ブレが少なく
  • 画質が良く
  • ボケの美しい

この3拍子が揃った写真を初心者でも簡単に取れるレンズなのです。

これって今からカメラを始める初心者が撮りたい写真そのものではないでしょうか?
もちろんズームレンズでも明るくて画質の良いレンズはあるのですが、どうしてもお値段も高くなりがちです。比較的低価格で高品質なレンズが手に入れられるのも一点特化型の単焦点レンズの強みと言えるでしょう。

ズームができない方がカメラは楽しい?

ズームができないことは単焦点レンズの弱点です。が、実はそんなに悪いことばかりではないのかなとも思ってるんですよ。だってズームができないなら自分が動けばいい訳です、当たり前の話ですが。
単焦点レンズであっても被写体に近づけば被写体をより大きく、狭い範囲を撮影できますし、被写体から離れればそれだけ広角に撮ることができます。
単焦点レンズには「自分の足でベストな画角を探す」という楽しみがあるんですよね。

これって結構重要なことで、実際に単焦点レンズを使ってあーでもないこーでもないと動きながら写真を撮っている意外な構図を発見できたりしてすごく楽しいんですよね。単焦点でズームできないことは悪いことばかりではなく捉えようってことです。

ズームの代わりにデジタルテレコンもあるよ

さんざん単焦点レンズはズームができません!といってきましたが、実はちょびっとならズームっぽいことできちゃいます。

というのも、多くのカメラには「擬似的なズーム」機能が備わっているんです。実際にレンズがズームするわけではなく、デジタル処理で画像の中心部を2倍など一定倍率に拡大し保存する機能があるんですよ。オリンパスでは「デジタルテレコンパナソニックだと「デジタルズーム」など微妙に呼び方が違ったりしますが。

まあ要は単焦点レンズであってもカメラ側でズームをしてくれるわけですね。ズームレンズを使ってズームした場合と比べ、ただ中心部を切り抜いて引き伸ばしているだけなので画質の面などでは少し劣りますが実戦でも十分使える機能です。

ちなみに以下の2枚の写真は同じ位置から撮っていますが、上がデジタルテレコンなし、下がデジタルテレコンありです。ズームができていますよね。


僕が購入したオリンパス OM-D E-M10には2倍のデジタルテレコンが付いているので、使っているが単焦点レンズでも元の焦点距離+デジタルテレコンによる2倍ズームの2つの画角で写真を撮ることができます。

本当に必要な機能を考えよう。撮りたいもの、シチュエーションにもよるよ!

もちろんキットレンズを否定するつもりはなくて、万能に使えて近距離遠距離どちらにもすぐ対応できるキットのズームレンズはすごく便利です。セットで買うとお値段的にもお得ですし。
でもズーム機能が本当に万人向けの機能なのかな?ってことは考えてしまうんですよね。
例えば僕の場合カメラを買って撮ってみたいものが

  • 食べ物
  • (主に室内での)人物

の2つでした。撮りたいシチュエーションが最初から決まっているので、そもそもいろんな状況に対応できるズームレンズはいらないのでは?って思ったんです。

むしろズームの便利さを犠牲にして、そのぶん明るいレンズや画質の良さを手に入れたいと思ったわけです。お値段的にもボディ+単焦点レンズならキットレンズのセットに気持ち上乗せするくらいで購入できそうだったので。

まとめ:キットレンズだけが選択肢ではない、単焦点から始める初心者もいていい

ぶっちゃけていえば僕の本音は「初心者ながら単焦点レンズでカメラ初めて見たらめっちゃ楽しかったからおすすめやで」ってことです。
この記事を読んで初心者はキットレンズを買うもの!っていう固定概念がちょっとでも弱まれば嬉しいです。

なんにせよ本っっ当にカメラって楽しい!と日々思っているカメラ初心者としては、一眼カメラを買おうか迷ってるあなたにもぜひ一歩踏み出してもらえればなと思っています。

ペースケが購入したミラーレス一眼と単焦点レンズはこちら↓