京大に 2回受かって 今無職

京大に文系・理系で1回ずつ、計2回合格するという珍経歴を経て一般企業に就職するも「会社員めんどい!」と4年でやめてしまったちょっとアレな人のブログ。受験・甘いもの・ガジェット・雑感etc

初心者向け「焦点距離」と「35mm判換算」〜単焦点レンズを買う前に〜

こんにちはペースケです。

今回は特に単焦点レンズを選ぶ際に理解しておきたい、「焦点距離」と「35mm判換算」のお話です。

キットレンズと違って単焦点レンズはきちんと選ばないと後悔するよ

この前カメラ初心者には単焦点レンズがおすすめだよ!という記事を書きました。
で、いざ初心者の方が単焦点レンズを買おうと思うと「え、どれ買ったらいいの?」ってなると思うんですよね。

キットレンズはそもそもセット売りされるくらいなのでスペックなんか気にしなくても初心者が使いやすいものをメーカー側が選んでくれています
だいたいはズームレンズだからいろんな状況に対応できますし。

が、基本的にカメラ本体と別売りで、ズームができない単焦点レンズはそうは行きません。適当に選ぶと「思った写真が全然撮れない!」という悲惨なことになります。

単焦点レンズの種類

例えば、僕はOLYMPUS OM-D E-M10ユーザーなので、オリンパス製のマイクロフォーサーズ規格のレンズから選ぶことになります。

OLYMPUSマイクロフォーサーズ規格(PEN,OM-Dシリーズ)の入門向け単焦点レンズは以下の3つが用意されています。

それぞれ◯◯mmという数字が違っていますよね。しかも17mmとか34mmとか1個のレンズにいろんな数字が付いています。なんじゃこりゃ!

2番目のレンズ「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8(35mm判換算50mm相当)」を例にとると、最初の25mmと最後の50mmはどちらも焦点距離です。50mmに関してはこのレンズを35mm判に換算すると焦点距離50mm相当だよって意味です。

どうでしょう?意味わかりませんよね。

焦点距離」と「35mm判換算」を理解しよう

僕自身も初心者なので分かるんですが、カメラを触ったことのない人間がいきなり焦点距離とか、「35mm判換算で〜」とか言われても困るわけです。

そこで今回はまず、カメラを始めるとちょこちょこ聞くことになる「(レンズの)焦点距離」と「35mm判換算」についてものすごくシンプルに解説したいと思います。

焦点距離が違うと画角(撮れる範囲)が変わる!

レンズにおける焦点距離というのは「そのレンズがどのくらいズームしているか」を表す数字だと思えばOKです。
焦点距離で画角(カメラで切りとれる範囲)が変わる、と言ってもOK。

焦点距離の数字が

  • 大きいほどズームしている(狭い範囲の被写体を、大きく写す)
  • 小さいほど引いている(広い範囲の被写体を、小さく写す)

ということになります。

例えば焦点距離25mmと焦点距離45mmの2つのレンズを使ってポートレート(人の写真)撮影をするとしましょう。

焦点距離が大きい45mmの方がズームした画角になるので、25mmであれば上半身が全て写っていたのに対し、同じ距離から45mmのレンズで撮ると顔のアップになる、みたいな感じですね。あくまで距離感のイメージで必ず上半身→顔アップになるわけではないですが 笑

とにかく大事なのは焦点距離が大きいほどズーム、小さいほど引きの画角」ということです。

実際に25mm(上)と45mm(下)のレンズで同じ位置からとった写真を見てみましょう。
45mmの方が25mmよりもズームした画角になってますよね。

35mm判換算て?

画角を決めるもう1つの要素:イメージセンサー

焦点距離で画角が決まる!と書いたんですが、実は焦点距離だけでは画角は決まらないんです。すいません、いきなり前言撤回して…

というのも、画角を決める要素がもう1つあってそれが「イメージセンサーのサイズ」です。イメージセンサーというのはレンズから入ってきた光を受け止めるカメラ側の「目」みたいなもんだと思ってください。目の大きさが変われば見える範囲も変わるよねって話です。

「画角は焦点距離イメージセンサーのサイズで決まる」です。

カメラの仕様を見ていて、「APS-C」とか「(マイクロ)フォーサーズ」とか「フルサイズ」とかいう言葉が出てきたことはないでしょうか?これらは全てイメージセンサーの大きさの規格名なんですね。

焦点距離の共通言語としての35mm判換算

35mm判換算というのは、イメージセンサーの大きさが変わると同じ焦点距離のレンズでも画角が変わってややこしい。だから焦点距離の話をする時はフルサイズ(=35mm判)のイメージセンサーでの焦点距離に換算して話をしようぜ」という約束事みたいなものです。

ちなみに「フルサイズ換算」という言い方をされることもありますが、「35mm判換算」と同じ意味です。
まあこれだけでは当然ナンノコッチャという感じなので解説していきますね。

35mm判換算はこんな時に便利!

どのイメージセンサーでの話?と混乱しないために

例えばいきなり「焦点距離50mmのレンズの画角は〜」みたいなことを言われると困ってしまうのは分かるでしょうか?

画角は焦点距離イメージセンサーの大きさで決まるので、「え?どのイメージセンサーでの話?それによって画角変わっちゃうよ」ってなっちゃうからですね。これでは不便です。

そこで35mm判換算が登場します。35mm判換算というのは「あるレンズの焦点距離◯◯mmをフルサイズ用のレンズの焦点距離に置き換えると△△mm相当になるよ」っていう考え方です。

なので「35mm判換算で焦点距離50mmのレンズの画角は〜」と言ってもらえれば、相手がどんな画角をイメージしてるかが分かるというわけなんですね。

もっと具体的に!

マイクロフォーサーズというミラーレスで人気のイメージセンサーのサイズがあります。OLUMPUSのPENシリーズやOM-Dシリーズが代表ですね。

マイクロフォーサーズ用レンズの焦点距離を2倍すると、35mm判換算の焦点距離になります。
例えば、マイクロフォーサーズ用の焦点距離25mmのレンズは35mm判換算(焦点距離)50mmということになります。

別の言い方をすると、

これら2つのレンズの画角は同じってことです。
※まあ厳密には同じじゃないんですけど、同じようなもんってことでとりあえず理解して大丈夫です。

この時、マイクロフォーサーズ用の25mmのレンズは35mm判換算50mm相当だよ」という言い方をするわけですね。

手持ちのカメラのイメージセンサーサイズが変わっても大丈夫!

35mm判換算の何がいいかというと「画角を表す共通言語ができる」ということです。

例えばマイクロフォーサーズからAPS-Cという一回り大きいイメージセンサーのカメラに乗り換えたとしましょう。
この時以前使っていたマイクロフォーサーズの25mmと同じような画角のレンズが欲しいとします。しかし、センサーサイズが違うのでAPS-C向けの25mmのレンズを買っても同じ画角は得られません
じゃあAPS-Cだと焦点距離何mmのレンズを買えばいいの?と困ってしまいますよね。

しかしマイクロフォーサーズ焦点距離25mmがフルサイズ(35mm判)換算50mmだと知っていれば、APS-Cでも換算50mmのレンズを買えばいいとすぐにわかるわけですね。

ちなみにAPS-Cでは焦点距離35mmがフルサイズ換算52.5mmとなります。なのでAPS-Cのカメラで換算50mmに近い画角が欲しければ焦点距離35mmのレンズを買えばOKということになります。

レンズを購入する際、レンズの商品名に付いているのは(35mm判換算ではない)本来の焦点距離ですが、商品詳細やスペック欄には必ずと言っていいほど35mm判換算での焦点距離も書いてあります。

こんな風に35mm判換算は焦点距離(≒画角)を表す共通言語としてフルサイズ換算で話をしようね」という約束事のようなものと言えます。

結局どの焦点距離単焦点レンズを買えばいいの?

はい、まあ結局重要なのはそこですよね。
ただこの記事がちょっと長くなったので、実際にオススメの単焦点レンズに関しては別記事にまとめます。少々おまちを!

まとめ

どうでしょう、なんとなく「焦点距離」と「35mm判換算」を理解いただけたでしょうか。

以上のことがわかれば十分だと思います。

説明としてはかなり簡略化したので、あまり厳密でないところもあるかもしれませんがとりあえずカメラを始めるにはこのくらいの理解で十分でしょう。

さあ、あなたもカメラの世界へ、そして単焦点レンズの世界へ足を踏み出しましょう!