京大に 2回受かって 今無職

京大に文系・理系で1回ずつ、計2回合格するという珍経歴を経て一般企業に就職するも「会社員めんどい!」と4年でやめてしまったちょっとアレな人のブログ。受験・甘いもの・ガジェット・雑感etc

【大学受験】オススメ参考書・問題集11選〜京都大学に二回合格した元受験生のガチンコレビュー〜 

こんにちは!

無職のペースケです。

 

前回の記事でも紹介しましたが、ぼくは京都大学に2回合格し2回入学(理系文系1回ずつ)という珍経歴の持ち主です。

 

今回は実際に使って良かった参考書・問題集を紹介していきます!

 

注:10年前と8年前の受験当時の情報なのでやや古い可能性があります、ご了承ください。ただ受験の世界ではベストセラーの商品は改訂を重ねてロングセラーになっていることが多いので、それなりに参考になるのではと思います。

 

 

化学

①化学重要問題集 

化学重要問題集 2018―化学基礎・化学

化学重要問題集 2018―化学基礎・化学

 

 対象:センター〜理系二次試験 

大定番の名作問題集。

基礎的な問題〜やや発展的な内容までカバーしています。

注目すべきはその網羅性。この1冊で大学入試に置ける90パーセント近くの問題パターンを把握できるのではないでしょうか。

現役時代、4〜5周は解いたんじゃないかと思います。

京大は重問+αの対策が欲しいところですが、大概の国立であればこの一冊で化学対策は済んでしまいます。

京大含む超難関大志望者にも最高の基礎固めになるので、まずこの一冊から始めるのが良いのでは。

②化学の新研究 

化学の新研究―理系大学受験

化学の新研究―理系大学受験

 

 対象:理系二次試験

理系受験には必須の化学参考書。基礎的内容から超高校級の内容までめちゃくちゃ詳細に解説されています。

それゆえ万が一1ページ目から順に学習しようなどと思ったら、それだけで高3の1年が終わってしまいます。

感覚としてはズバリ「辞書」ですね。

重要問題集などを解いて、解説で理解できなかった部分や深堀りしたい部分などを調べる感じです。

特定の項目について調べると、隣接した知識にも触れることができるので特に理系受験に力を発揮します。

③化学の新演習

理系大学受験 化学の新演習―化学基礎収録

理系大学受験 化学の新演習―化学基礎収録

 

対象:理系二次試験 

「化学の新研究」筆者の卜部吉庸さんによる問題集。

非常に問題のレベルが高いため、難関大以上の理系受験をする方の二次試験対策用です。

実はいわゆる応用問題にも一定のパターンがあります。難関大でも過去にあった問題を見た目を変えただけで出していることも多いのです。

高校化学の範囲で毎年独創的な難問とかなかなか作れませんので。

そのようなハイレベルな問題パターンのストック+応用問題に出会った時の思考力の鍛錬に非常に有効です。

物理

①物理のエッセンス

物理のエッセンス 力学・波動 (河合塾シリーズ)

物理のエッセンス 力学・波動 (河合塾シリーズ)

 
物理のエッセンス 熱・電磁気・原子 (河合塾シリーズ)

物理のエッセンス 熱・電磁気・原子 (河合塾シリーズ)

 

 対象:センター試験〜二次試験

超絶オススメ、物理はこの参考書だけでOKです。

レベル問わず全ての物理選択者にオススメします。

物理の肝は特有の「考え方」「感覚」を習得できるか、にかかっています。暗記が少ない分、物理の感覚がなければ全く手が出ず0点、感覚さえ身につければ満点、と極端になりやすい。

その物理の感覚を「異常にわかりやすく」解説しているのが本書です。

物理に関してはこの1冊と次に紹介する「名門の森」そして過去問だけで乗り切りました。

演習もついているので、センター満点を目指すだけであればこの一冊で十分です。

②名門の森

名問の森物理 力学・熱・波動1 (河合塾シリーズ)

名問の森物理 力学・熱・波動1 (河合塾シリーズ)

 
名問の森物理 波動2・電磁気・原子 (河合塾シリーズ)

名問の森物理 波動2・電磁気・原子 (河合塾シリーズ)

 

 対象:理系二次試験

「物理のエッセンス」著者浜島先生の著書なので、「エッセンス」をやりきった人には解説も一貫しており進めやすい。

国立大標準レベルからハイレベル問題まで網羅しています。初見でとくのが難しい問題も多いでしょうが、解説がとってもわかりやすいので繰り返し学習するには最適。

地理

①山岡の地理B教室 

 

山岡の地理B教室 PARTI (東進ブックス―気鋭の講師シリーズ)

山岡の地理B教室 PARTI (東進ブックス―気鋭の講師シリーズ)

 
山岡の地理B教室 PARTII (東進ブックス―気鋭の講師シリーズ)

山岡の地理B教室 PARTII (東進ブックス―気鋭の講師シリーズ)

 

 対象:センター試験

地理は暗記科目ではありません。

試験で出る可能性のある知識を全部暗記しようとすると範囲広すぎて死にます。

 

例えば、野菜の生産量なんかはよく問題のネタになりますが、日本だけでも47都道府県それぞれに生産量の統計が毎年出ている訳ですよ。国単位になったら数百カ国の単位になります。

そう、統計がある以上暗記は無理なのです。

 

では何が重要か。それは「地理の法則を理解すること」です。

統計を暗記するのではなく統計の裏にある意味を見いだすことが重要なのです。

 

例えば石炭の産出量のグラフを3つ与えられて、選択肢からグラフに一致する国を答えよ、という問題があったとしましょう。

数百カ国の石炭産出量を暗記するのは無謀ですが、石炭の産出国は古期造山帯と一致するという知識があれば正解を推測することが可能です。

 

地理の法則、考え方を本書ではわかりやすく解説してくれています。

この一冊でセンター高得点を目指すのは難しいですが、ライバルに差を広げられないくらいの点数は取れるようになるでしょう。

理系は特に社会系科目に避ける時間が少ないのでオススメです。地理に苦手意識がある人は通読するだけでも大分マシな点数になりますよ。

二次試験などでも使う地理ガチ勢には基礎固めになるでしょう。

 

日本史

①石川晶康 日本史B講義の実況中継

石川晶康 日本史B講義の実況中継(1)原始~古代 (実況中継シリーズ)

石川晶康 日本史B講義の実況中継(1)原始~古代 (実況中継シリーズ)

 

  ※時代ごとに分かれており、計4冊あります

 対象:センター試験〜文系二次試験

日本史は受験では珍しく教科書だけでも受験勉強が完結できる(かもしれない)科目です。

暗記なので極論、教科書1冊頭に入ってれば高得点が取れます。

が、教科書1冊楽々記憶できる頭脳の持ち主は多くはない。

そこで重要なのは歴史の「流れ」の把握と重点的に覚えるべき「必須ポイント」の把握です。

 

「流れ」については人物や事件を点として覚えるのではなく、歴史の大まかな流れの中に位置付けて線として覚えた方が覚える苦労が少なく、定着率も高くなるって意味ですね。

また全ての知識を同じウエイトで覚えると大変なので、頻出語句や、歴史の流れ上重要になる用語=「必須ポイント」の把握が重要です。

 

で、その2点(流れと必須ポイント)をカバーしてくれるのが本書。

ぼくは高校が理系で日本史未修だったため、文系受験時に完全独学したんです。

その学習スタイルは、本書を一から読みノートに単語などを書き出しつつ記憶、一章終わったら付属の赤シートで重要語句を隠して内容覚えてるか把握、弱いところは再読を繰り返す…というものでした。

この勉強法で3ヶ月の独学にもかかわらず、文系受験時もっとも得点率が高い科目が日本史(7割以上)になりました。

 

英語

①チャート式シリーズ 基礎からの新総合英語 

基礎からの新々総合英語 (チャート式・シリーズ)

基礎からの新々総合英語 (チャート式・シリーズ)

 

 英文法の参考書はチャート式を使っていました。

非常に網羅性が高く超難関大まで対応可能。詳しすぎて挫折しそうな人はもう少し簡単な本から入って本書を辞書的に使うのもありです。

ロイヤル英文法も有名ですが、チャート式よりもさらに詳しくオーバースペックな印象ですので本書をオススメします。

②英作文のトレーニング 必修編、実践編

[必修編] 英作文のトレーニング

[必修編] 英作文のトレーニング

 
実戦編 英作文のトレーニング 改訂版

実戦編 英作文のトレーニング 改訂版

 

英作文が悩みの受験生は多いと思います。

特に京大の場合、直訳が難しいこなれた日本語の長文を英文にする必要があるため最初はかなり戸惑うんです。

その難易度は「日本語を日本語訳する」=問題文を自分が英語にできる日本語に解釈し直す必要が生じるくらいです。

本書は問題の素材がよく、解説を通じて「日本語の日本語訳」を含む英作文の考え方を学ぶことができます。

レベルが高いのでまずは必修編からやってみることをオススメします。英作文の比率が高くない大学では必修編で十分でしょう。

③単語王

単語王2202

単語王2202

 

 英単語を覚える理想パターンは長文を読んでいく中で出てきた語彙を蓄積していくこと。

そうはいっても受験に必要な単語全てを長文からの知識でカバーするのは実際的にはなかなか厳しい。

単語の記憶には繰り返し出会うことが重要ですが、長文だと同じ単語に複数回出会うことが難しいという課題も。

なので結論としては単語帳が必要になってきます。

正直単語帳は一定以上の単語数があればどれでもいいです。

が、中でも「単語王」は難関大の問題でよく使われる単語が多く、特に京大の論説文なんかで出てくるレアな語彙も網羅しているのでオススメします。

 数学

ぶっちゃけると、ぼくは数学が苦手です。

京大の数学では二次試験の点数比率が高いのですが、ぼくの場合他の合格者の半分くらいの得点率でした。

なんと文系受験時も二次試験の数学の点数は合格者平均よりかなり低かったです。京大の理系学部に在籍してたのに、ですよ。

なので「これがオススメじゃあ!」とおおっぴらに推薦するのははばかられますので、こそっとオススメに留めておきます。

ぼくが使っていた参考書はいわゆる「青チャート」、問題集は4STEPです。

いずれも網羅性が高いので基礎固めには良いと思います。

ひねった問題が出ない大学であれば上記2冊でかなりいいところまで行けるのでは。

4STEP数学2+B―ベクトル・数列

4STEP数学2+B―ベクトル・数列

 

 

チャート式基礎からの数学2+B

チャート式基礎からの数学2+B

 

 ちなみにセンター数学は二次試験とは完全に別ゲーです。(こっちは得意だった)

理由は時間の短さにあります。大受験者で数学が得意な子でも練習してないと時間内に解ききれず7割程度の点を取ってしまうという珍事も起こったりします。

問題は基礎レベルで毎年対して変わらない内容なので、センター数学はひたすら基礎固め+時間を測っての演習の繰り返しで乗り切るのがオススメです。

 

センター試験対策

数学で少し触れましたが、センター試験はマーク式や時間の短さが合わさりちょっと特殊な試験です。

特殊=専用の対策をしておく必要があるということ。(化学、物理のみ時間的余裕が大きいので二次試験用の勉強だけでOK)

対策は簡単でひたすら演習をするだけです。

あ、科目の基礎ができているのは前提ですよ。

①マーク式総合問題集(河合塾

マーク式総合問題集英語 2018―リスニング問題CD付き (河合塾シリーズ)

マーク式総合問題集英語 2018―リスニング問題CD付き (河合塾シリーズ)

 

演習はセンター過去問でもいいですが、予備校のマーク模試過去問を推奨します。

理由は2つ。

1つは過去問だと追試含めても年2回分しかなく、量をこなすには何年分もさかのぼらないといけない点。あまりに古いと問題の傾向が変わってくるのでオススメできません。

2つ目は難易度の問題。実は難易度は

センター本試験<センター追試験<予備校マーク模試

って感じです。上位層がみんな満点だと差がつけれず実力が測れなくなってしまうので、模試では本番より少しだけ難易度を上げてあるんですよ。

この少しだけっていうのがポイントで、ちょっとレベルが上の問題でセンター形式に慣れておけば本番かなり楽に感じます。

予備校模試の過去問ならどれでもOKですが、駿台のは若干本番よりレベル上げすぎなので河合塾の過去問集を推奨します。

 

まとめ 

実際に京都大学合格時に使っていた参考書を紹介してきました。

もちろん京大に限らず使える良書をご紹介したつもりですので、良さそうなものがあればぜひ手にとってみてください。

 

こうしてみてみるとやはり出題パターンが網羅されている本が効果が高かったですね。

繰り返しになりますが受験はパターンをいかに自分に落とし込めるかなのです。

網羅性の高い参考書をひたすらやり込むことが、遠回りのようで合格への最短ルートかなと思います。

 

今回紹介した本を使って僕が行なっていた勉強法は以下の記事で紹介していますのでよければこちらもご覧ください。

www.mushoku-nikki.com

 

受験勉強はしんどいことも多いですが、やっぱり受かると嬉しいです。

何より大学はすっっっっごく楽しいです。

辛いこともあるかもしれませんが、適度に息抜きもしながらがんばってくださいね。

幸運をお祈りしています。

 

では!